先日、東京都立中央ろう学校様の理解推進講演会で講演させていただきました。
こちらは大学等への進学を目指す、全国で唯一の中高一貫型ろう学校です。毎年、学校公開がありますので、もしご興味をお持ちの方は来年ぜひご参加ください。
http://www.chuo-sd.metro.tokyo.jp/site/zen/
今回は、約70名の教職員や保護者の皆様、そして様々な立場の方がお越しくださいました。
新たな試みもありましたが、参加者の皆様からたくさんの貴重なご意見を頂くことができ私自身大変勉強になりました。
難聴のお子さんの進路も目の前に見える世界だけで判断するのではなく、ご本人が自由に選択していけるように海外も含めて幅広く情報収集できる社会になればいいですね。
中央ろう学校の皆様、貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。
<講演会に参加された方のご感想>
・ほとんど全く知らないことだらけでした・・
・難聴学級の先生方や本校の普通学級の先生、保護者にも聞いてもらいたい。
・今まで当たり前のように難聴と言われたら大声で話せばよいと思っていた。
・私の母も高齢になり聞こえが悪いと感じることが多くなった。どのように聞こえているのか、自分もいずれ経験するかもしれないので参考になりました。
・手話通訳をしていて、難聴の方にもお会いしますが、困ったことを聞く機会もないため、今回初めて難聴の困難を知りました。
・友人に難聴の人がいましたが、ずいぶん苦労していただろうなと思いました。何か私にできることはあったのかもしれない、その時知識があったらどれほど良かったか・・
・『高齢者には低い声で話す』これは介護現場でも常識のように伝わっています。怖いですね。
・難聴の自覚がどう難しいか、どうして誤解が生じるのかがよくわかった。ぜひ全国の普通学校や企業で講演をお願い致します。
・自分の子どもが感音難聴なので、今のうちに大学のことを勉強しようと思いました。
・単なる知識だけでなく、実体験に基づいた説明で説得力があり非常に良かったです。
・医療機関に勤務していましたが、難聴者への対応について知識が少なく、学ぶ場面もなく、今更ながら間違っていたと思いました。
・重度難聴者やろう者・手話についての講演は何度も聞いていましたが、軽度、中等度難聴については本を読んだだけでした。また、聞きたいです。