『聴力に比例して、困難さが増すという誤解が多い』

NHKさんでもご紹介いただきましたDVD教材は医療機関だけでなく、教育関係者や企業さんでも活用されています。

NHK番組をご覧になってDVD教材を購入してくださったろう学校の教員の方からのご感想です。

『難聴者の困り感に加えて当事者の声が見える形で制作されていて、視聴者にとって大変分かりやすい構成だと思いました。

 

社会的には聴力に比例して、困難さが増すという誤解がありますので、こういう誤解を解いていくためにもいいDVDだと思いました。

 

聾学校に在籍するのは重度の聴覚障がいのお子さんが多いため、ある意味聞こえにくさについては全校的に周知されています。

 

しかし、地域の学校に通う軽度、中等度難聴のお子さんは「物理的な聞こえ=言葉の理解」と誤解されることが多く、苦しさの本質が伝わりにくい課題を抱えています。 自身の聞こえにくさをお子さん自身が自覚できていないことも多いと感じます。
学校だけでなく、家庭や友人関係においても困難さをなかなか理解してもらえず、お子さんの集中力や意識の問題と誤解されていることもあります。

こちらの先生は、通常学級へ積極的に訪問して「難聴」について伝えてくださっています。

ぜひ、この教材が一人でも多くの人の気づきのきっかけになれば嬉しいです。

 

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