NPO法人健やかネットワーク様主催の國學院大學教授 杉田 洋氏の講演会に参加させていただきました。
杉田先生は日本の特別活動(掃除や日直、学級会、給食など)を海外展開されており、エジプトでも一部の小学校ですでに導入されているそうです。
私も最近、小学校を訪問させていただく機会がありましたので、海外の教育環境のお話は大変興味深かったです。
また、今回は、難聴の方も参加できるように、ICTツールを活用してリアルタイムに文字情報としてスクリーンに映し出す仕組みを試験的に導入してくれました。
通常は情報保障(字幕、要約筆記、手話等)は演壇の脇にあったり、テレビのモニターで映し出されていることが多いのですが・・
講演のスライドが両脇で、字幕のスクリーンが中央にあったので文字情報が主役??というくらいすごく見やすかったです。
文字情報はスマホでも体験できました。
音声認識システムは機械なので誤変換もありますが、以前より精度も高くなってきています。 今後もデータが蓄積されていくので10年後が楽しみですね
そして、今回は講演だけでなく、ディスカッションでも音声認識システムを活用しました。
難聴の方は複数の人の会話を聞き分けられないため、ディスカッションに参加できないことが多いのですが、今回はこのシステムのおかげで、スマホで文字情報を確認しながら参加することができました。
今回は初めての試みで、難聴の方から『このシステムがなかったら今回は参加していなかった』という声も頂き、このシステムが行動するきっかけにもなったようで嬉しかったです。
これも、主催者様が積極的に試験的導入を検討してくださったおかげです。
皆様本当にありがとうございました
《音声認識による文字情報に対するご意見》
『テレビの生放送などで画面と言葉にどうしても数秒のズレがあり、理解する頃には次の話題になってる事が多くて理解できないこともあった。音声認識は誤変換の課題はあるけど、今日の講演会はリアルタイムで字幕にあがるため画面と字幕が同時に頭に入り、ディスカッションでもわりとスムーズに話題に入れた。』
『学校の説明会などに この音声認識が導入されれば便利だと思う』