CLEAR JAPANの耳育プロジェクト〜耳の遠い高齢者にやさしい街づくり〜が、このたび公益財団法人共用品推進機構様が発行する情報誌「インクル」の147号(11月25日発行)に掲載されました。インクルは、障害の有無や年齢に関わらず、誰もが使いやすい製品やサービス「共用品・共用サービス」の普及を目指す機関誌です。
日本では推定1,400万人の難聴者がいるにも関わらず、”聞こえ”について学ぶ機会は極めて少ないのが現状です。多くの人が、自らの聴力低下を自覚できず、また周囲も適切なコミュニケーション方法を知らないため、誤解が生じやすくなっています。
これを改善するため、CLEAR JAPANでは特に高齢者とのコミュニケーション方法を学べる『耳育』を開始しました。参加者からは「祖父母への対応を誤っていた」「高齢者の聞こえ方を理解できた」「もっと早く義務教育で知りたかった」「自分の聴力低下に初めて気づいた」という声が多数寄せられています。
この講座は、音と映像を通じて高齢者の聞こえ方を体験できるプログラムで、子供たちが高齢者とのコミュニケーションを学び、新たなつながりを築くきっかけを提供しています。
耳育プロジェクトにご興味をお持ちの方は、ぜひウェブサイトをご覧くださいませ。